『レスベラトロール』が注目されるようになった理由 |
レスベラトロールのガンに対する予防効果
1997年に、アメリカの科学雑誌サイエンスによって、レスベラトロールが『抗ガン作用があると発表』された事を 契機に爆発的に注目され、これ以降、世界中で「レスベラトロールの研究」が盛んに行われるようになりました。 今では抗ガン作用だけでなく、寿命延長や認知症予防、放射線障害からの防御など、様々な働きに期待できる成分として、世界中で注目をされています。 アメリカの科学誌サンエンスによると、 レスベラトロールの抗ガン作用は、第一段階・初発期(イニシエーション)、第二段階促進期(プロモーション)、 第三段階・悪性期(プログレッション)の、 主要な発がんプロセス3段階全てにおいて抑制効果がある事が 発表されました。 |
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がん細胞内だけに存在する酵素「CYP1B1(シトクロムP450)」に、レスベラトロールを代謝すると
「ピセアタンノール
(Piceatannol)」という『ガン細胞だけを死滅させる物質に変化』し、正常な細胞は全く無傷のまま
『ガン細胞だけが死滅した』と発表。
(イギリス・デ・モントフォート大学のゲイリーポッター教授)
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昔から「赤ワインを飲むとボケ防止に良い」といわれていましたが、
近年これは赤ワインに含まれるレスベラトロールの働きが主要因である事が判明しています。 レスベラトロールが胃の知覚神経を刺激する事で、脳へ影響が伝わり短期の記憶や 学習機能に 関わる脳の器官「海馬」の神経細胞機能を改善、再生し 『認知症を予防する事』が報告されています。 また、アメリカ科学誌サイエンスによれば、レスベラトロールが脳細胞ニューロンの結合促進酵素の活性化を行うとして、 『認知症を予防する事』を発表しています。 |
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放射能の害からの防御作用に期待できます。 ピッツバーグ大学の腫瘍学者Joel Greenberger氏から、米国放射線腫瘍学会の年次会議において、 レスベラトロールが『放射線障害を防ぐ働きがある』としての研究報告がされています。 |
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眼病を予防します。 失明などを起こす眼病は、眼の中を流れる血液環境が悪くなる事が一要因となります。 レスべラトロールが眼の血管を拡張させ、血流を改善する事で『眼病を予防』します。 |